虫の話あれこれ

植物を観察したりどうぶつの森やったりする中で、近ごろ虫に興味が出てきた
近ごろといってもここ数年、じっくりと時間をかけてだけど
「虫のこともっと知れたら、面白そうだな」と思い始めた
で、気になるからちょっと検索して調べてみようとググった検索結果の、
どアップ虫写真を見ると、ドッと冷や汗と動悸がしてしまう
大画面に虫がビッシリ表示されると、ちょっとしたパニックみたいになる
わたしも道で見かけたらたまに撮ったりするし、数が少ないと全然平気なんだけどな
なんでかな、まだ慣れていないからかな
よく知らないから、怖いんだろうか

おととい
外から帰ってきたら、玄関前の通路にちっちゃいコカマキリがいた
かわいいなと思って、トンボの目を回すみたいに目の前で指でグルグル〜とやったら
コカマキリもカマを畳んだまま、一緒にグルグル〜と動いた
ボクサーがシャドウボクシングするときみたいに体を揺らしてかわいかった
が、次の瞬間ピョン!と私の指先に飛びついてきて、反射的にヒャッと叫んで後ずさってしまった
今思うと、目の前に指を差し出すとか、あっちにとっては威嚇行為とかに見えたのかも
自分からけしかけといて、飛びかかられたら悲鳴って…
後になって、なんかスミマセンな気持ちになった
慣れていないのに余裕こいて距離を詰めすぎたのかもしれん
せっかくなので虫のこともっと知りたいんだけど、
うまいふれあい方はないものかしら…

前に、道でひっくり返っていたのを救出したカマキリ
前に、道でひっくり返っていたのを救出したカマキリ

図鑑で虫を見るのは、昔からなんでか苦手
検索結果と一緒で、見開きページに虫が並んでると、なぜか動悸がしてしまう(ホントなんで?)
実際には見たことないくらい、表紙にでっかく印刷されているハチとかバッタの顔が怖くて
なんで目のところこんな網の目みたいになってるんだよ〜!と…
「あの本に触ったら噛まれる」と本気で思っていた
(関係ないけど、家にあったピカソの伝記漫画の裏表紙に印刷されていた「泣く女」も同じ理由でかなり怖がっていた)
今は、虫の目の仕組みってちょっとおもしろいな、詳しく知りたいな、という気持ちもあるんだけど

どうぶつの森の家具の中に、
よくお金持ちの家とか冬山のロッジとかにある(イメージの)
「シカの頭の剥製」虫verみたいな、「バッタヘッド」「カマキリヘッド」「ハチヘッド」というのがあって、
昆虫図鑑の表紙が苦手な私は、これが手に入ると売るなりなんなりしてすぐ手放してしまう
とはいえどうぶつの森では、
虫の魅力というか面白みも教えてもらっている感じ
ちょうちょの飛び方が種類によって違ったり
博物館のフータが話してくれる豆知識も面白い
まあそのフータも虫は嫌いなんだけど…
むしろあそこまで虫嫌いなのにちゃんと詳しいフータすごい
別に嫌いのままでも詳しくなれるんだなー

子どものころは虫採りよくやった
夏の北海道で、バッタとかカマキリとかセミとか
兄も虫が大好き(特にチョウが好き)で、昆虫博士だったけど、今はそうでもなくなっちゃった
虫が好きだった人でさえそうなるって、なんでだろうか
日常で虫と接する機会が減ったからかな
というか虫との接触機会がほぼ、「家の中に○○が〜…!」というときに限定されてるからかな
○○=ほぼゴキブリなんだが…
クモはかなり平気

特にオチとかないけど、虫に興味わいてきたという話
その割に、苦手エピソードばっかりになってしまった