鼻がデカくてウケるの図

手術の段!

無事6時半に起床
悠々と電車に乗り、8時半の入院に間に合った
みな出勤や通学をしているなか、私はこれから手術に向かっている
なんだか心細い

病室に到着して荷解きしていると、ほどなくして手術の時間になった
思っていた以上に(?)手術だった
手術室はいわゆる手術室だったし、皆さんオペ!って感じの格好をしている… 当たり前だ
手術着を着て手術台に横たわると、執刀医や助手のみなさんが身体にいろんなものを貼り付けたりしていた
「いろいろ貼り付けちゃってごめんなさいね、全部身体を護るものですからね」
そう言ってたけど、なんも謝ることないです
オデコに3連ラムネみたいなものを貼り付けていたけどあれはなんだったのだろう

左手に点滴が入った
普段からかなり太く浮き上がって見えていた血管(静脈)に刺したからか、だいぶ痛かった
「じゃあ…これから点滴に眠くなる薬が入っていきますからね」
「すぐに眠くなってくるけどそれは薬のせいですからね…」
という言葉を聞いて、プツンと意識が無くなった
前に眠ってる間に胃カメラやってもらったときも思ったけど、薬による眠気ってなんかこう、自然な眠気とは全然違う
意識がなくなる直前、あっ…これが!これが薬による眠気だ!という感覚がかなりはっきりあった
ふだんの自分の頭の中では見かけないような、マジメで理路整然とした、パッケージに明朝体で書いてありそうな「眠気」
それが見えた途端に意識が途切れて、目が覚めたら手術が終わっていた
全身麻酔すご…
こんなにも明確に意識がOFFってしまうと、自分のやらかしに全く責任が持てない
寝言言ったりオナラとかしてたらやだな…
そういや手術前に「かならずトイレに行ってくださいね!」と言われたけど、後で調べたらあれはたぶん、尿道カテーテルをしないからだと思われる
やっぱ無意識下ではそうなるよね

目が覚めると、不思議と痛みは無い
そして全身麻酔はダルダル
目が覚めてから1時間半くらい、起きあがろうとしてもまったく起き上がれなかった
口の中が猛烈に渇いていて耐えられない
そりゃそうで、鼻の両穴に大量のガーゼやら綿やらがミチミチに詰まっているので、口で呼吸せざるをえないのだ
手術前に買ってあったペットボトルの麦茶をなんとか冷蔵庫から取り出して、ひと口だけ口に含んで喉を潤した
ちょっと経ったら看護師さんがやってきて、あっもう目が覚めてらっしゃいますね、気持ち悪くない?であれは今からお水飲んでいただいてOKです!と言われた
すみません、OKもらう前に飲んでしまいました…

部屋には鏡があって、その横にはたまごボーロみたいな丸い綿が大量に用意してある
鏡を見たら、鼻がデカすぎて笑ってしまった
腫れてるのもあるのかもしれないけど、鼻ってこんなに物が入るの?そんなキャパがあったの!?
そのくらいギュウギュウに綿が詰め込まれている
世紀末リーダー伝たけしっぽいかも!と思うと悪くないけど、よく見ると鼻の穴の奥の方に血で真っ赤に染まったガーゼが見えて、ヒッ…!てなる
自分ではこんな手放し(?)で鼻に異物を入れた事ないから、そんな奥まで詰まってて大丈夫か?って怖くなった
この詰め物は退院前に抜き取るんだけど、それまでの間、鼻の入口のところにたまごボーロ(丸い綿)をさらに詰めて、それが血で染まったらひたすら取り替え続ける…ということになっている
このボーロ(綿)がまたデカいんだ…
まあ隙間ができて鼻血が漏れいずるよりはいいか

朝ご飯を食べてなかったのでお腹がグーグー鳴ってたんだけど、手術が11時に終わったせいか、お昼ご飯が出なかった
おそらく術後すぐに食べれないよねっていう思いやりなんだと思われる
だが私はめちゃくちゃ食欲があり、夜ご飯が待ちきれなくなってしまった…腹が減った!!
仕方がないので朝コンビニで買ったシュークリームとシュガートーストを食べた
鼻が塞がっているので匂いもわからず、何を食べているのかわからんかった

しばらくすると熱が出てきて、測ってみると38℃だった
これは手術の後に出て当たり前の熱らしく、寒気や吐き気がするような嫌な熱ではなかったので、普通通り過ごした
しかし鼻呼吸がまったくできないっていうのはつらいな…
仕方なく口呼吸で寝ようとしても、眠るに従ってだんだんと口が閉じてきてしまい、そうすると息ができず
……フガッ!…ハーッ、ハーッ…てなってしまう
同時に、寝息というか喉イビキみたいなのが鳴ってしまって、その音で起きてしまう
飲み物を飲むにも、鼻から空気が抜けないので飲み込む時に口の中が真空状態になってしまう
普段は鼻で圧力を調整してたんだな…鼻ってだいじ
しかし今後恒久的に鼻呼吸できるようになるためだ、一時的に鼻呼吸できなくても仕方ない…
えーん、眠いよ〜〜〜!!

(つづく)