会社の同僚の人に誘われて「Adobe MAX 2023」という、Adobe主催のイベントに行った
Adobeを中心としたデザインやクリエイティブ系のイベント
4年ぶりの開催だそうで、会場内は人でごった返していた
ビックサイトの南ホールでやってたんだけど、南展示棟って前からこんな感じだったっけ?!
今まで何度もビックサイト行ってるけど、なんか今回初めて行く場所だった
ん? あれ? いつもコミティアとかで使ってるのは西展示棟か? 南だと思ってた
朦朧と生きているのでよくわからない

会場はなんか暗い中に派手めな装飾やライティングがほどこされていて、少しパリピな雰囲気
特に意味もなく落書きしていいコーナーとか、そんなに多くはないけど個人出展のブースもあったりする
企業ブースでは、フォントメーカーのモリサワで書体一覧の見本帳が配られていたのでそれを貰ったり、AdobeFontsに新たに追加された貂明朝アンチックが大々的に宣伝されたりしていた


私もそのうち使ってみたいな、貂明朝アンチック
漢字がゴシック、ひらがなカナが明朝体というアレ
クリスタ使ってる人は、イワタアンチック体を使ってる人も多いかも
北村みなみさんの可愛い漫画がドーンと会場の中で目立っていてカッコよかった

 


3Dとか生成AIとか、あんまよくわかってないけどすごい技術の紹介とかもボンヤリ見て回った
この写真、めちゃめちゃこういうイベントらしい写真だな…と思って撮った
あとは基本的には、事前予約制のトークセッションを聴いたり
ネットでよく「デザインの敗北」という呼び方で騒がれている、セブンイレブンのコーヒーマシンとか公共施設の案内板のような、デザインの意図からずれて失敗してしまったUIから学べることとは…みたいな話
かなり面白かった

カラオケのデンモクのUI
カラオケのデンモクのUI
採点ONの状態なのかOFFの状態なのかわからない
他にもたくさんの事例が豊富で、めちゃくちゃ面白かった
日々そういう目線でいろんなものを眺めてはいるが、収集してるサンプル数が圧巻
そして、こういうUIヤバすぎる〜と騒ぐだけでなく「じゃあ、こういうデザインを作らないために、あなた自身はどうする?」という問い、大事だなと思う

誘ってくれた同僚の人もだけど、みんな意識が高く、勉強意欲が強くてすごいな
意識高い、というのは最近悪口みたいになってしまったけど、ここで使うのはまったく悪い意味でなく
本当に意欲的に情報をキャッチしにきてる姿勢がすばらしい
入場料も1万円くらいで、結構高いのに…(イベント全体がこの料金に見合った内容だったのかはここでは置いておく)

私はどっちかというと、やりたい事というよりも、できなくはないかも…という中ではやりたい寄りかな、という事を仕事にしている
なので、本気でこれでやっていきたい・やっていくんだ、と思って就職している人との意識の差は雲泥の差だと日々感じている
実際、そういう意識の違いというのは仕事や内容にも顕著に表れてしまうため、よろしくない
なので常に「好きなことを仕事にした方がいい」と「いや、好きな事は仕事にしない方がいい」の間で揺らいでいる
自分はいつも、どちらにも中途半端な存在だ
こういうイベントも、誘われなかったら来なかっただろうな
反面、やっぱデザインとか仕事面白いなーと思う自分もいる
刺激を受けるってこういうことかな…

とはいえ
イベントの最後にカクテルが配られて、DJが大音量で流す音楽とともにみんな踊り出したりしてなんかそういうのはちょい怖かった
耳があんま良くないのもあり、大きい音も苦手なので仕方ないのだが、あんまこういう場が得意じゃない
そのくせ、もらったカクテルをぐびぐび飲んでいい気持ちになったりしたけど
ハーブが入ってるカクテルで美味しかった(写真撮り忘れた)

やよい軒のご飯
会場であまりものを食べなかったので、帰宅してからやたらお腹が減ってしまい
やよい軒に行ってすき焼き定食と牡蠣フライを頼んでしまった
食べても食べても胃が軽い感じがして、なかなか満腹感がこなかった
カクテルによる酔いのせいなのか
去年やよい軒の牡蠣フライ食べてとても美味しかったので今年も楽しみにしていた
やっぱめちゃくちゃ美味しい〜
衣が薄めというかザクザク硬い感じじゃないのがいい