回復

朝起きたら体温は37℃
なんだかまだ少しだるいなぁ
とか思って午前中はゴロゴロと布団の上を転がっていた
そしたら正午過ぎに急に身体が軽くなってきて「平常」に戻った
自分という奴は常に疲れてグッタリしているものだと思い込んでたけど、それでも、体調が良い時と悪い時ってこんなにわかりやすく差があるんだな
ふーん…
はあ、まあ…
とりあえず、去ったか…
とりあえず、引き続き引きこもり生活には変わりないんだけど
やっぱり健康って替え難いなと、当たり前のことを思った

なんだかとてもとても、人と話したい
別に初めて思うわけじゃないから、改めてだけど
てかちょっと前にも言ってたけど
でも、熱が下がって元気になったからかもしれないな、こんなふうに思うのは
とりとめもなく長々と、いやほんの短い会話でもいい、穏やかな心持ちで、楽しくさー
お喋りしたいぜ、わたしゃよ
今日は少し涼しいねとか、最近読んだ本だとか、こんな美しいものを見ただとか、素敵なことがあっただとか、あれ美味しかったとか
できればマスクなんて無しで、なんてのはさらにまだまだ先の話だろうけども

というのも
さっき「ドキュメント72時間」のすこし古い回(たい焼き屋さんの回)を見ていて、何年前の映像かわからないけど、映る人みんなが当たり前にマスクをしていなくて、たい焼きを頬張る人たちがみんなニコニコしていて、ただそこにいるだけでその人の表情がわかる
ただそれだけことがとても羨ましく、懐かしくなった
ほんと、懐かしいという感覚だ
ずいぶん前のことのような気がする

本読みたい
読みゃいいのだが
本は読める時期と読めない時期があるのでしゃーない
今日はごろごろしながらいっぱいインターネットを摂取してしまったかも
あんまよくないものも含めて
人の書いた面白い文章もいっぱい読んだので、それはたぶんおしゃべり欲を満たすつもりで読んだっぽい
エッセイとか、古い小説とか読み耽りたいな

前に1話だけ読んで気に入っていた、宮崎夏次系さんの「あなたはブンちゃんの恋」を2巻まで読んだ
ブンちゃん……
ブンちゃんの行動、一見意味不明なんだけど、気持ちに寄り添うとすごくわかる
わかってしまう切実さがある ジリジリする
宮崎さんの絵って、コマの中に広がる空間ががらんと広くて、酸素が多めだ
酸素が多いということはそれだけ生きる余地があって、希望を感じる
救いを描く作風に合っている
救われてくれ、ブンちゃん…!
それが、恋が実ることとイコールかはわからないが

宮崎夏次系さん、前から気になっていたけど初めて読んだ
なんか、気になってるが故になかなか手に取れないことってある
どうでもいいタイミングだからこそ手をのばせることってある
この人の描く泣き顔、グシャグシャで愛おしい表情でとてもいいな
あと目がみずみずしくてきれい
なんかオシャレな感じの作風なんだろうな…と勝手に思っていて、実際おしゃれなのだが、「そのコマで何をどう描くか」のセンスがとても良くて、コマ割りがわかりやすくて読みやすい
良かったので、短編集「変身のニュース」も読んだけど、ブンちゃんの方が好みだったかな
他のコミックスも読みたい

まだ書くことあるけど、寝よ