清瀬に行った
なんで急に、何をしに?
……こないだ観た映画「海よりもまだ深く」の、舞台になった街なんだよ!

ということで清瀬に行ってきた
最初からこう言うのもなんだけど、目指して行く場所ではない
人が暮らしている街であって、遊びに行くような感じの街ではない
なんだけど、行ってみた感想としては、すごーくすごく落ち着く街だった

以下、写真多めの清瀬日記

清瀬・旭ヶ丘団地
映画で舞台になっていた「旭ヶ丘団地」
清瀬駅からはちょっと離れたところにある
木々に囲まれていることもあり、なんだかひとつの国みたいな、安心感があった
住人がベンチに腰掛けて本を読んだり、雑談したり、団地内にあるスーパーで買い物をしたり、公園で遊んだりしていた

人が暮らしているのでバシャバシャ写真を撮るのも失礼かなと思って、ただただ敷地内をブラブラ歩いた
怪しかったか…? いや、これれが目的ではあったんだけど
とかいいながら、めちゃくちゃ聖地巡礼的に楽しんでもいて、「海よりもまだ深く」で主人公・阿部寛の実家で母・樹木希林が暮らしているらしい棟も見つけた
あのシーンは、この道をこっちの角度からこう撮ったのか?!と、近くを通りながら検証したりした
道を歩いていたら、住人とおぼしきご婦人に「こんにちは〜」と、にこやかに声をかけられた
同じ東京でも、都心で知らない人に声をかけられたらドキッとしてしまうが、なんだかこの場所はとてもホッとする
こういうコミュニケーションが根付いてる場所なんだな〜と思った
団地の敷地はかなり広くて、全部の場所を歩くことはできなかった

 

るぽ カウンター
お腹が空いたのでお昼
旭ヶ丘団地からちょっと離れたところにある「るぽ」という喫茶店で食べた
車で旭ヶ丘団地へ向かう途中に通りがかって、うわなんかめちゃくちゃ良い感じのお店だ!となんとなく気になっていて、車で戻った
なんか気になって、程度ではあったんだけど、帰ってから調べてみたら「相棒」とか「仮面ライダークウガ」とか「ご注文はうさぎですか?」とかにも出てくる有名なお店らしい
そんなにいろんな作品の聖地だったとは

るぽ 店内
店員さんも店内の雰囲気も上品で、落ち着くお店だった
写真の奥、真ん中にあるのは電話ボックス
かっけぇ…

るぽ 天井
2F席もあって吹き抜けになっていて、ステンドグラスと照明がきれいだった
こういうお店やりたいな…(?)

るぽ ジャーマンポテトグラタン
ジャーマンポテトグラタンを食べた
なんだかホッとする家庭の味っていう感じがして美味しかった

 

清瀬のプラモデル屋さん
昼を食べ終わり、また団地の方へ戻って商店街をすこし歩いた
写真はレトロなプラモデル屋さん
レトロ自販機「うどん・そば」「ハンバーガー」のプラモがそれぞれ置いてあり買おうかちょっと迷った
でもさっき寄った喫茶店・るぽで、手持ちの現金がかなりギリギリで支払いが危なかったので、現金の持ち合わせがまるで無かったので諦めた
値札もついてなかったんだよな…
めちゃくちゃ高かったらどうしようという心配もあった
家に帰ってAmazonで見てみたら、1000円ちょいだった
いやいやいや
こういう出会い方をしたものをAmazonで買っても仕方ないだろ、こういうのは

 

清瀬 旭ヶ丘団地
本当は夕暮れに染まる団地を見たり写真を撮ったりしたかったんだけど、めちゃくちゃ曇っていて、夕方まで待ってたものの最後まで晴れることがなく、叶わなかった
上はめちゃくちゃ不穏な感じに撮れてしまった写真
これから事件が起きる空じゃん
ちなみにこの場所は、「海よりもまだ深く」で樹木希林が橋爪功の家に行った後、団地の主婦友達と分かれる道

どんぐり
どんぐり溜まり
団地内を歩いていたら、やたらとどんぐりがバラバラと落ちてきた
私にも、近くを歩いている人の頭にも容赦なくバラバラと降り注いでいて、遠くでおじさんが「イテ!」と叫んでいた

結局、清瀬駅前周辺は結局行かなかったな
あと、映画に出てきた印象的なタコの滑り台は何年か前に取り壊されてしまったらしく、見ることができなかった

良い時間を過ごした1日だった